80年代に入り、1983年の150周年記念を前に、多くのモデルが再生産となり、新しい試みのアコギが誕生したMartinの中でも最近特に珍しいのがハワイアンコアの単板で組まれたスタイル25です。根本的な仕様はD-18であることから、当時は大きな価格差もなく発売され数年の間で生産完了となりましたが、現在ではハワイアンコア自体が伐採制限があり、価格は高騰しています。しかしそれ以上に40年ほど経過した個体のサウンドとしては抜群の鳴りに成長していると思います。マホガニーに似た軽さであり、より硬質な木材ですが、全体のボリュームと輪郭の鮮明さはD-18やD-28と比較しても唯一無二のものです。
【仕様】
・表板:スプルース単板
・側板:ハワイアンコア単板
・裏板:ハワイアンコア単板
・ネック:マホガニー
・指板:ローズウッド
・ブリッヂ:ローズウッド
ハードケース付き
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